WEAVE-4 #23
- 奏弦工房 宮崎洋介
- 2021年7月24日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年10月7日
WEAVE-4 #23

BODY: Mahogany/ African Cherry Burl Top
NECK:Hard Maple&Bubinga 5P
FINGERBOARD:Granadillo
Tuner:Gotho GB707
SCALE LENGTH:32″
Frets:24
CONTROLS:Vo / PU Blend / To / Treble / Middle /Bass
PICKUPS:kanade Al5-4 / kanade AC-3
Finish:nitrocellulose lacquer
WEIGHT:4.2Kg

・レコーディング作業が多い
・強固なネックが欲しい
・32inchでレスポンスの早い楽器に仕上げて欲しい
・弦間ピッチ18mm
とのリクエストの中、生まれたのが、こちらの一本
目を見張るのが、威圧感の強い、アフリカンチェリー・バール
当工房はネックには、自信があり、北陸の高温で日本国内でもかなりの多湿な夏と冬でも湿度の多いという、木工製品には害悪な環境下での製作
『北陸で元気にやれるネックなら日本のどこでも大丈夫』というコンセプトのもと、設計作業をしております。
テストで作った私物の6弦ベースは、3年チューニングを緩めずに放置しておりますが、未だにトラスロッドの調整が必要な程、動く事も無し。

アクティブ回路は、当工房オリジナルの”kanade AC-3”を搭載させて頂きました。
プリアンプにありがちな『使いどころの無い音』にならない事がコンセプトとして設計しております。
あくまで、楽器本来の音を忠実に出し、足りない部分、カットしたい部分を”直感的”に調整可能にする。
オーナー様のプレイスタイルに、親和性が高かったようで、良いご評価を頂きました。
また、フィンガーランプや、スロープもご依頼頂き、トップ材とマッチングで製作
スペーサーを同封しましたので、弦とのクリアランス調整にも0.8mm単位で調整可能
ヒアリングの中で生まれたアイディアや設計から生まれたこちらの1本。
オーナー様のよき相棒として活躍して頂ければ幸いです。
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