WEAVE-5 #22
- 奏弦工房 宮崎洋介
- 2021年7月24日
- 読了時間: 1分
更新日:2023年10月7日
BODY: White Ash/ Ebny Top
NECK:Hard Maple3P
FINGERBOARD:Maple
Tuner:Gotho GB707
SCALE LENGTH:32″
Frets:24
CONTROLS:1Vo 1To
PICKUPS:奏弦工房 Hand Wiring DC-5 Pickup
WEIGHT:4.1Kg
Body Finish:Oil Wax Finish
Neck Finish:Nitrocellulose Lacquer

『バス・ギター』を作って欲しい
この度のオーダーのコンセプトはここから始まりました。
『バス・ギターとはCarles Benaventが思い浮かびますが?』と伺うと、正にドンピシャ
弦間ピッチを17mmに、フレットをスモールフレットでと、オーダーらしく一味も二味も違うリクエストで製作されたこのベース
スモールフレットでは難しい『弦高をベタベタに』とのリクエストも難しさを感じました。
ピックアップには、デュアルコイルとのリクエストで、通常アルニコ5を選定するのですが、リア1発と、和音を多用するプレイスタイルとのことでレンジの広いセラミックを選定
組みあがってみると『こういう事か、、、』と納得
メイプル指板とスモールフレットの組み合わせは、半フレットレスの様な独特のウォームな響きを生み、
金属パーツの少ない当工房のWEAVEとの親和性が高く、ウッディかつトップに配したエボニーとバックのホロウ構造にしたアッシュの響きで煌びやかなコードトーンが得られました


白と黒だけで構成されたこちらのベース
オーナー様には『白い鬣の黒馬』との素敵な表現を頂きました。
このブラックビューティーを可愛がってあげてください
素敵な、良き相棒になりますように。
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